引越し後、バイクが届いて割とすぐに帯広神社へ引っ越しのご挨拶に行きました。
ブログに書こう書こうと思ってずっと書くのを後回しにしていました。。
帯広神社の近くにある人気のCafeでランチもしたのでその模様を今更ながらお届けします!!
帯広神社の向かい側にある十勝開拓の先駆者、依田勉三の銅像があるのですが、依田勉三にまつわるお話も書いています。
帯広市の鬼門に位置し、帯広全体を見守る帯広神社
帯広神社は帯広の市街地の中心にあり、帯広川を背にした国道38号線沿いに鎮座。
御祭神は大國魂神(おおくにたまのかみ)、大那牟遅神(おおなむちのかみ)、少彦名神(すくなひこなのかみ)で開拓の三神として信仰されています。
帯広神社には縁結びのご利益や方位除け、災難除け、厄除け等、諸災難除け、交通安全など様々なご利益が。
帯広に住むということでしっかりとご挨拶をしなければということで早速神社へ。
帯広神社入口。見るからにパワースポット。歩くだけで自然の癒し効果を得られそう。
ハルニレ、クルミ、サクラ、カツラなど、大きな木が自生している神社は鳥居の周りが葉っぱでもこもこ。
写真の撮り逃しがあって6月下旬に再度訪れると風鈴が飾られていました。
神社に風鈴って日本らしさを感じる組み合わせでいいですよね。風鈴の音色で涼しさを感じます。
こちらの手水は期間限定で花手水を公開しているようです。
約7000坪もある境内には木々が生い茂り、緑豊か!
昭和49年には北海道の環境緑地保護地区に指定されており、野生動物や野鳥などの棲家にもなっています。
池でのんびり泳ぐカモたち。
自然の癒しを感じられる参道。見るだけで心が洗われます。
本殿でお参り。
本殿の隣には可愛いシマエナガの絵馬が掛けられている絵馬掛けとおみくじ。
シマエナガの絵馬が可愛かったのですが、アップで写すと絵馬に書かれた名前がわかっちゃうのでおみくじ越しに撮りました。
なんとなくシマエナガの形が伝わっているといいのですが。
おみくじは「シマエナガみくじ」と北海道のご当地みくじの「鮭みくじ」が販売されていました。
「シマエナガみくじ」は500円、「鮭みくじ」は400円。
「シマエナガみくじ」が可愛いので一つ買っちゃいました!
このまま飾りたくなるような「シマエナガみくじ」。とっても愛らしい。(おうちのリビングに飾りました)
お尻からおみくじを引っ張り出します。笑
結果は、、、
吉。
腹立ちやすい心。笑
すぐにテンパったり、心に余裕がなくなる性格なので常にどんと構えていたいものです。
全道で15種類あるらしいご当地みくじ。コンプリートしてみたい気持ちが湧いてきました。
他には稚内、美瑛、旭川、北見、根室、厚岸、網走、浦幌、苫小牧、江別、岩内、鹿部にあるんだって。
ゆっくりコンプリートしようかな。
十勝開拓の先駆者、依田勉三の銅像がある中島公園
神社を出ると国道38号線を挟む形でもう一つ大きな鳥居が建っています。
この鳥居の左隣の敷地は中島公園で帯広市の開拓の父、依田勉三の銅像が建っています。
帯広開拓の話が好きでここの説明を長々と語ってしまったので興味のない方は読み飛ばしてください!
(でも、時間あるよって方は読んでくれると嬉しいです!)
依田勉三は静岡県松崎町出身で十勝の開拓の中心となった人物です。
北海道は屯田兵が開拓した場所が多いですが、十勝は屯田兵ではなく、依田勉三がリーダーの晩成社という組織が先駆けとなり開拓が始まりました。
静岡県松崎町は帯広市の友好都市で今でも交流が行われています。
ちなみに、北海道の銘菓として知られる六花亭の「マルセイバターサンド」は晩成社が製造し、販売した「マルセイバタ」から由来しており、商品パッケージはそのラベルを復刻したもの。
「マルセイバターサンド」のパッケージをよく見ると成が丸で囲まれていますよね。
成を丸で囲んで「マルセイ」。
この晩成社の史実を元にしたリアル・フィクションの小説があり、これがかなり面白くて少しでも興味を持った方にはぜひおすすめしたいです。
晩成社の幹部である鈴木銃太郎の妹で、同じく幹部である渡辺勝の妻となった渡部カネから見た開拓の時のお話で小説のタイトルは「チームオベリベリ」。
思わず口に出したくなるようなタイトルのオベリベリとはアイヌ語で帯広を意味する単語。
小説の主人公である渡辺カネですが、依田勉三が開拓の父であれば渡辺カネは帯広教育の母と言われており、私塾を開き、入植者の子どもたちに読み書きを教えて現在の帯広小学校の土台となったそうです。
晩成社のリーダーである依田勉三ではなく、幹部の妻である一人の女性を主人公にしたお話。
同じ女性として私ならここまでできるだろうか、開拓当時は自分の生活もままならないのにこどもたちの未来のことまで考えられるのだろうかなど女性の強さと母性を感じさせられました。
また先住民族であったアイヌ民族との交流も描かれており、渡辺カネさんは差別をすることなく接したそうで、兄の鈴木銃太郎さんはアイヌの方を妻にしています。
この兄妹はキリスト教徒だったので当時から国や人種による偏見がなかったのだと思うのですが、博学でもあり、広い心と強い精神力を持って開拓に励んだのかと思うと自分も何か覚悟を持って生きなければと思わされます。
そして、今こんなに大好きな地元ですが開拓に励んだ全ての方々に敬意を払わずにはいられません。
そんな晩成社のお話は650ページを超える長編小説。
ですが読んでいると自分もその世界に入ったような気分になってあっという間に読み切ってしまい、読み終えた頃には何か達成感が。
開拓する、こんな偉大な功績は残せなくとも新たなことに挑戦しよう、やりたいことをやってみよう。背中を押してくれる、勇気づけられる、そんな作品だと私は思います!
帯広神社から徒歩3分、帯広で人気のカフェ「CAFE GREEN」
帯広神社にお参りした後は神社のすぐ近くにあるカフェへ!
「CAFE GREEN」は帯広で人気のカフェで地元にいた時も友達とよく行っていました。
この日は土曜日でお昼時は過ぎていましたが、駐車場はいっぱい!
店内はそれほど混んでいなかったのでお好きな席にとご案内して頂き、混雑時には相席となる広いテーブル席に。
オレンジ色の暖かい照明やおしゃれなインテリア、生花が飾られていて店内は落ち着いた雰囲気。
北海道産のお肉を使用したメニューにはスープやサラダがついている。
これまたおしゃれなベルで店員さんを呼び、メニューを注文!
トマトソースのオムライスを注文しました。
スープは何か聞くのを忘れちゃいましたが、多分この日はクラムチャウダーでした。
卵とチーズがたっぷり使われたふわふわとろとろのオムライス!
最近やっと卵を売っているスーパーを見つけましたが、この日はまだ卵を買えていなかったので有り難く久しぶりの卵を食べました。
いつもご飯少なめで注文するのに忘れたのでかなりお腹いっぱい。
デザートも美味しそうなのに辿り着けず悔しかったです。
夜にはお酒を飲めるおしゃれなBARになるこのお店。昼に来ても夜に来ても楽しめます。
ヒルナンデスの滝菜月アナウンサーがサインがありました。
プライベートでいらした際のサインだそう。
帯広神社に訪れるなら是非「CAFE GREEN」にも訪れて
帯広神社にご挨拶に行こうと決めた時からついでに「CAFE GREEN」も行こうと最初から決めていたくらい近くにある2つのスポット。
帯広神社の広大な自然の中でお散歩、お参りして、心も身体も満たされた後はカフェでお腹を満たすコースはいかがでしょうか!
※全ての施設に撮影許可を得て撮影しています
【使用機材】
Canon コンパクトデジタルカメラ PowerShot G5 X Mark II